白金ナノコロイドとは?

白金ナノコロイドとは?

白金ナノコロイドは、東京大学の産学連携ベンチャーにより開発されました。
白金ナノコロイドは、効率良く過剰な活性酸素を消去し、しかも全ての種類の活性酸素を消去できるところが食品中の抗酸化物質にくらべ遥かに優れていることが確認されております。

■ 白金ナノコロイド

世界には万病に効くと言われる「奇跡の水」が存在し、現実に数多な症例が報告されています。

その原因は未だ証明されていませんが、これらの「水」には、一般的に還元力があり、その還元力が体内の活性酸素を減少させ、結果、万病に効くという説が有力視されています。

私たちはこの「還元力」に着目し、工学的なナノテクノロジーを用いてアプローチすることで、従来の成分解析では見つけられなかった「特性」をナノレベルで解明することに成功しました。

そこで、その「還元力」を人工的に再現し、利用を推進することで、広く人類の健康維持、増進に寄与したいと考えたのです。

このため東京大学に研究の中心を置き、公益観点を推進するために特定非営利活動法人バイオテックコンソーシアムを設立、更にビジネス推進母体としています。

白金ナノコロイドは、東京大学発の産学連携ベンチャーとして、生命科学にアプローチするプロジェクトを推進しております。

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■ 白金ナノコロイドの活性酸素消去能
活性酸素にはスーパーオキシドアニオン、過酸化水素、ヒドロキシルラヂカル、一重項酸素などがあります。

白金ナノコロイドは全般的に高い活性酸素、ラジカル消去能を有し、ロジウムナノコロイドは一重項酸素消去能に特に高い効果があることが分かりました。

■ 活性酸素の種類







・スーパーオキシドアニオン
エネルギーの代謝により発生し反応性が高い。条件が揃うとヒドロキシルラヂカルになる。


・過酸化水素
白血球の食菌作用を助け、反応性は低い。条件が揃うとヒドロキシルラヂカルになる。


・ヒドロキシルラヂカル
最も強力で危険な活性酸素。反応性が極めて高く、SODが効かない。


・一重項酸素
紫外線などの影響で発生SODが効かない。体内の過酸化脂質と連鎖反応を起こす。

 

■ 各項酸化物との比較

試料 最終濃度
(μM)
O2発生
阻害率(%)
O2-発生
阻害率(%)
ラジカル
消去率(%)
ロジウムナノコロイド
(Rh-PVP)
10 48.1 17.2 3.5
1 8.9 7.9
白金ナノコロイド
(Pt-PVP)
10 39.6 42.6 86.7
1 14.3 4.4 79.6
βカロチン 10 70
トコフェロール
(ビタミンE)
300 53.6
40 75.5
4 5.5

■ Pt-PVPと食品中の抗酸化物質との違い
食品中のビタミンCやビタミンEなどの抗酸化物質は、活性酸素を還元し消去する時に自らが酸化されてしまい、何らかの別のルートで再び還元されない限り一回しか活性酸素を消去できません。また、こうして一度酸化され元に戻れない抗酸化物質そのものが生体分子を酸化してしまうことさえあります。更に、食品中の抗酸化物質は、単独では全ての活性酸素の消去に対応できません。

これに対し、Pt-PVPは触媒として機能するため自らが酸化されることなく、効率良く過剰な活性酸素を消去し、しかも全ての種類の活性酸素を消去できるところが食品中の抗酸化物質にくらべ遥かに優れています。